2009年11月パート2
診察の結果、何を言われたのか全然覚えていません。
薬を処方してくれたのですが、薬局は別の場所に行きなさいと指示があったそうです。こんな時間にあいているのか不安に思っていたところ、やはり閉まっていて、家族が事情を説明し、薬を入手できました。(私は車の中でぐったり。胃の中は空っぽになっているのに、吐き気が止まりませんでした)
薬は飲みましたが、効果はあったのかどうか・・
翌日は一日中、寝ていました。
この時はわかりませんでしたが、おそらくこの時、一型糖尿病を発症していたのだと思います。2009年の夏ごろから、のどが渇く、トイレが近い、おなかがすく、疲れやすい、などの症状が出ていました。
少しずつ、回復したのですが、それから2か月後、一週間入院することになるのです。
2009年11月
一型糖尿病と分かったのは2010年1月ですが、2か月前に発症していたのでは、と思い当たります。
2009年11月の金曜の朝、予定のあった私は30分に一本の駅まで行くバスを待っていました。すごく寒い日で、他にバスを待っている人はいませんでした。いやな予感的中。一本スキップされ、間に合うように出たのに、30分待つ羽目に・・
(日本と違い、予定通りに運航されないのは普通です。遅れましてすみませんなんていわれたこともありません。)
帰宅後、寒気がして、バスがこなかったせいで、風邪をひいたかな、と思いました。
その日の夕食にカツどんを食べました。いつも朝までぐっすり眠る私が目が覚めたのは真夜中。とびおきて、トイレに直行でした。ものすごい吐き気、そして、おなかも下して、今までに経験したことのない激痛に襲われました。大きい波と小さい波が何度も来て、そのたびに苦しくて、動くことができず、トイレでうずくまっていました。私の異変を察した愛犬が、家族を起こしてくれました。救急車を呼ぼうと電話してくれたのですが、「ホームドクターに電話しろと言ってる」とのこと。夜中の2時にホームドクター!?正気とは思えませんでした。どうにかこうにか着替えをして、いきつけの大病院へ車で連れて行ってくれました。
夜間の救急センターに到着したところ、今度はこの住所はこの病院ではないと言われ、診察券を出して、アイソトープ治療を行った病院で、今も通院していると説明したところ、やっと受け入れてくれました。
吐き気が収まらず、意識ももうろうとしているのに、診断をしている若い先生は最初、状態はどうとか、今日は何をしたとか、質問ばかりしてきて、コンピューターに一生懸命タイピングしてました。タイピングを終えた後、ようやく問診でした。
海外生活
日本を離れて15年。
最近は、住んでいるときにはわからなかった日本のよさがわかってきました。
よいこと
とにかく便利(コンビニや自動販売機、24時間営業のお店がたくさん)
サービスがすごい(時間は必ず守る、丁寧、親切)
日本製はとにかく優秀
私が現在住んでいる国は・・
電車が止まってもいつ復旧するかは不明。一時間以内に復旧すれば遅延にならない。
お役所は午前中しか開かない日がある。約束した日に来ないなんて普通。。
とにかくサービスに関しては、最悪です。。
ここでは、強くないと生きていけません!
でもお散歩中にこんなかわいい鹿や羊、鳥たちに出会えます。自然がたくさんあふれているところは大好きです。日本の満員電車にはもう乗れません・・・
一型糖尿病発症
一型糖尿病と判明したのは2010年1月です。
体調が悪く、体重が減り、おかしいと感じたので、病院へ行きました。
私は、現在、海外在住です。なので、最初に相談したのはホームドクターです。
そこで症状を話すと、血糖値を測られました。(その時は何をされているのか理解してませんでした)
すると「HI」と出ました。それを見たホームドクターは大きい病院に行く必要がある。
連絡しておくから、すぐ行くように。おそらく入院になるから、準備してから行くように。と言いました。
たくさんの???だらけでしたが、家族に連絡をし、アイソトープ治療を受けた病院へ行きました。
入院なんて言ってたけど、そんなおおげさなと、のほほんとしていたのですが、そのまま即入院。
病院到着後、再度検査があり、ベッドに乗せられ、そこで初めて一型糖尿病ということを告げられました。
糖尿病という名前は聞いたことがありましたが、知識は全くなく、しかも英語での説明で、なんだかわからないまま、インシュリン治療が開始されました。
他の方の発症事例と比べるとたいしたことありませんが、今振り返ると、前年の2009年11月に発症していたんだと思います。その時は本当にひどい症状で、死ぬかと思いました
・・・次回につづきます・・
■
バセドー病が分かったのは、1997年でした。
風邪をひいて病院へ行き、お医者さんにやせすぎといわれました。
当時は仕事が忙しく、食事もあまりとっていませんでした。汗をよくかき、暑がりという症状が出ていたのですが。。
血液検査の結果、バセドー病と診断されました。それから、3年、薬を飲みました。症状が落ち着いたので、薬とさよならしました。
再発したのが、2008年。イライラする、疲れやすい、体がおかしいと思い、病院になったところ、前回ほどひどくはなかったものの、やはり再発しているといわれました。
バセドー病の再発がわかり、医者から勧められたのがアイソトープ治療でした。
前回の治療の際、薬を毎日飲み、1か月に一度の通院、通院のために仕事を休み、血液検査、の一連作業に正直私はうんざりしてました。いつよくなるのかもわからず、先の見えない日々。また、あの日々に戻るかと思うと、薬を飲まなくてもよくなるという療法は魔法のようでした。
アイソトープ治療を行い、半年間は結果良好でした。が、その後、今度は甲状腺機能低下症になってしまいました。
血液検査の結果とそのことを医者から聞いたとき、そんな説明なかった!と言いました。医者は書類に書いてあったはずだと答えましたが、なんでそんな重要なことを事前にきちんと説明してくれなかったのか、目の前が真っ暗になりました。
そこから今度は機能低下症のための薬をのみ、また血液検査をする日々。なんのための治療だったのか。今思うとやらずに後悔するよりは、、と思って選んだ治療法でしたが、今は、やらなきゃよかったと悔恨しています。
というのも、2年後に今度は一型糖尿病を発症しているからです。医者はアイソトープ治療とは関係ないといいますが、絶対関係してます。
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はじめまして
私の日常、経験がだれかのお役に立てたら・・と思い、ブログをはじめました。
どうぞよろしくお願いいたします。