試行錯誤の日々がはじまる
自宅に戻った私が最初に行ったのは、辞書引き。
まずは英和辞典。D、I、A、と探していって、日本語訳は、糖尿病。やっぱり・・・。そのあと、引いたのが家庭の医学。そこで初めて1型と2型があるということが理解。病院で、「あなたはタイプ1」と何度も言われたのですが、全然理解していませんでした。家庭の医学を読み進めるうち、先生が書いてくれたあの絵の意味がなんとなくわかってきました。そして、甲状腺の病気は糖尿病の原因となるとの文章を読み、くらくらしました。甲状腺も膵臓も体の他の臓器(胃とか心臓とか)に比べればマイナーなのに、こんな重要な仕事をしてくれていたとは、全然知りませんでした。
1週間、日本語に接していなかった私は、コンピューターの画面とにらめっこしながら、情報を得るのに必死でした。病気の症状、インシュリンとは何か、ラピッドとレベミルの違い、合併症などなど、すべてネットと同じ病気の方がつづるブログが教えてくれました。病院でも説明があったのですが、やはり日本語での理解に勝るものはありません。ネットがなかったらどうなっていたのかしら、私・・・・
毎日の血糖値のコントロール、はたまた通常の生活にかかわる諸々、何とか治る方法はないのかと切望し、試行錯誤の毎日がはじまりました。
デイリーコンサイス英和辞典第9版 [ 三省堂 ]
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家庭の医学第3版 オールカラー版 [ 川名正敏 ]
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